デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
「どうして勉強をしなくちゃいけないの?」
誰かに聞かれたら、みなさんはどう答えますか?
私自身、義務教育の頃なんて理由もわからず勉強をしていたし、どうしてだろうと振り返っても、
「『勉強しなさい』と誰かに言われたから。」
としか答えられなかったと思います。ただ、社会人になってふと、
「勉強をしておいて良かったかもしれない」
と思う瞬間がありましたので、今回はそれを振り返ってみたいと思います。
勉強をしたことで良かったと思えた理由は以下の通りです。
- 考える姿勢が身につく
- ”目に見えて成果が上がる”という経験を味わえる
社会人になった今なら、誰かに「どうして勉強をしなくちゃいけないの?」と聞かれても、きっと真摯に答えられると思っています。
考える姿勢が身につく
学生として勉強をしているときはそれほど実感することはないと思うのですが、社会人になってからは、解決しなければならない問題の連続です。
しかも、その問題には明確な正解がないことが多いので、問題のほとんどは「これが正解だ」と信じて取り組むしかありません。
私たちが問題にぶち当たった時、三角関数や因数分解を使うことはありませんが、三角関数や因数分解を用いて問題を解いていた時の考える姿勢こそが社会人として大切なのです。
三角関数や因数分解は問題を解くための知識や手段に過ぎません。社会人で必要なのは考える姿勢=知恵です。
これを培うために、勉強をしたという経験は、社会人になって答えのない問題に直面した時に必ず役に立つはずです。
“目に見えて成果が上がる”という経験を味わえる
勉強に限らずですが、努力をするとある程度までは結果がついてくるものです。
スポーツでも音楽でも絵画でもダイエットでもある程度努力をすると、それなりに成果をあげることは可能です。
学生の頃の勉強は順位(数字)として目に見える結果として表れます。
これらの努力をすれば報われるという経験は人生の糧になります。
努力をすれば報われるという体験をしていなければ、努力をしても結果が得られにくい社会人になって答えのない難問にぶち当たった時、努力ができなくなってしまいます。
そんな時でも努力し続けられるために、学生の時に努力をすれば報われるという経験をしておくと、目の前の難問にも粘り強く取り組めるようになります。
まとめ
と、いうわけで、「どうして勉強をしなくちゃいけないの?」を答えるとするならば、
「勉強をする時の考える姿勢と頑張った経験が難問に立ち向かう力になるから、勉強はしておいて損はないよ」
と答えると思います。
きっと、「はぁ?」って言われること間違いなしなので、ちゃんと補足して伝えますが。
社会人の今はこれが答えですが、もっと年を重ねて社会人として一線を退いたときに振り返ると、また違う答えが出るかもしれませんね。
「どうして勉強をしなくちゃいけないの?」
年齢を重ねて違う答えになったとしても、真摯に答え続けたいです。