デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
今回は、前回の記事である格安SIM?格安スマホ?何が何だかわからない人のためにから申し少しだけ踏み込んだ内容になります。
私の考える格安スマホのメリット・デメリットについて、自由に挙げていきたいと思います。
Contents
格安スマホのメリット
料金が安い
格安スマホというくらいですから、当然と言えば当然のメリットです。
理由としては下記の通り、大手キャリアの特徴、格安スマホを取り扱っている会社の大手キャリアとの関わり方を見れば明らかです。
- 大手キャリアは独自の通信網設備を所有している
- 独自の通信網設備にはコストがかかる
- そのコストが料金を割高にしている
- 一方で格安スマホは通信網設備を借りているのでコストがかからない
- だから格安スマホは料金を安くしてサービスを提供できる
自分の用途に合わせてカスタマイズ可能
さらに、自分の用途に合わせてカスタマイズをすることでさらに料金を安くすることも可能です。
通話し放題、データ使用容量、SMS機能、端末を中古にするなど自分の都合に合わせてカスタマイズ可能です。
契約期間の縛りが緩い
大手キャリアではほとんどの場合、2年以内に解約すると解約金が発生してしまいますが、格安スマホでは最低契約期間が短かったり、そもそも契約期間がない場合もあります。
格安スマホのデメリット
時間帯によって通信速度が不安定
格安スマホを取り扱っている会社は大手キャリアの回線を借りています。その回線品質に孫色はないのですが、大手キャリアから借りている回線の量によって通信速度が異なります。
格安スマホを取り扱っている会社が公開している通信速度の数値は、実際に利用する際の速度を保証するものではないので、必ずしも公開している通信速度で利用できるわけではありません。
したがって、格安スマホ会社によって快適にネットに繋がるとは限りませんし、朝の通勤やお昼休憩時など多くの人がスマホを使う時間帯は遅くなる可能性があります。
ただし、混みあう時間帯を避ける、もしくはWi-Fi環境がある場所にいるのなら問題ないはずです。
キャリアメールが使えない
大手キャリアから乗り換えますので、当然キャリアメール(***@docomo.ne.jp/***@ezweb.ne.jp/***@softbank.ne.jpなど)は使えなくなります。
キャリアメールを頻繁に使っているのであれば、別のメールアドレスに引き継ぐ手間がかかります。
通話料金が高い
電話を頻繁にする場合においては、格安スマホより大手のスマホのプランの方が良いかもしれません。
格安スマホは通話料金が高くなりがちです。
ただ格安スマホにも「5分かけ放題」や「10分かけ放題」などオプションがありますので、必要があれば追加するようにしましょう。
キャリア決済が使えない
格安スマホでは、キャリア決済は使用できませんので、クレジットカードを持つか、キャッシュレス決済用のアプリの準備が必要です。
実店舗が少ない
格安スマホを取り扱っている会社は実店舗が少ないです。
そもそも、格安スマホの契約もインターネットで進めることが多いので、スマホの実物を確認するのは契約が締結された後というケースも珍しくありません。
スマホに何かトラブルがあった時に自分で解決ができないと、遠くの店舗にわざわざ赴かなければなりません。
格安スマホにするべき人・するべきでない人
上記のメリット・デメリットから格安スマホにするべき人とするべきでない人をまとめました。
格安スマホにするべき人
- 料金を安くしたい人
- スマホで通話をしない人
- 自宅や職場にWi-Fi環境がある人
- 普段スマホをあまり使わない人
格安スマホにするべきでない人
- キャリア決済を利用している人
- スマホで通話をする人
- Wi-Fi環境がない場所でデータ通信をかなり使う人
- 設定や契約などができない人
まとめ
格安スマホのメリット・デメリットいかがでしたか?
この記事は、格安スマホに換えることを推奨しているわけでは決してありません。格安スマホに換えることも、あくまで選択肢のひとつです。
まずは、自身がスマートフォンで何をしているのかを把握し、その使い方に合ったプランに近いものを選ぶべきです。その際にはメリット・デメリットを鑑みて選ぶようにしましょう。