デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
何かわからないことがあっても、スマートフォンで調べれば簡単に解決できる便利な世の中になりました。すぐに答えが見つかるのはそれだけ情報が溢れているということなのですが、今度はその中からどの情報が正しいのかを精査することが難しくなったように思えます。
今回は短時間で知りたい情報を見つけるための検索力についてお話ししたいと思います。
Contents
検索力とは
検索力とは短時間で知りたい情報を見つける能力であり、検索エンジンを用いて何かを調べるときにその答えにスムーズにたどり着くための知恵のようなものです。
調べた情報を精査せずに取り扱った挙句、大変な不利益を被ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
検索力を培うにはある程度の慣れも必要なのですが、できれば不利益は被りたくないですよね。
そのための検索力のヒントになるものをこれから説明していきます。
意味を調べたい時は『○○とは』と検索する
まず、基本として言葉の意味を調べたい時は『○○とは』と検索します。
その検索結果の1番上から3番目くらいまでを確認し、それでも意味が分からなかったら、その3つの情報から共通して得られたワード(△△としますね)を付け加えた『○○ △△』で再度検索をかけます。
そうすると、より詳細な情報を得られるはずです。
再び検索結果の1番上から3番目くらいまでを確認し、その3つの情報から共通して得られたワード(□□としますね)を付け加えた『○○ △△ □□』または、△△を抜いた『○○ □□』で再度検索をかけてみましょう。
おおよその意味が把握できるはずです。
検索時に基本となるテクニックを理解しておく
続いて、ビジネスシーンで役立つ検索時の基本となるテクニックを理解しておきましょう。
たとえば、以下のようなテクニックです。
完全一致検索
検索ワードの前後にダブルコーテーション(“○○”)を入れることでスペースを含む語句と完全一致した言葉を検索できるようになります。
OR検索
調べたい言葉が複数個ある時に使用します。こちらは(○○ OR △△)と検索することで、○○と△△、両方の検索結果が表示できるようになります。
マイナス検索
検索ワードのあとにマイナス(-)を入れることで特定の語句を除外することもできます。
たとえば、(TOKYO -東京)と検索すると、漢字表記の『東京』は検索ワードから完全に外れます。
個人的な見解ですが、このマイナス検索は公式情報と口コミを分けるのに非常に便利な機能で(○○ -blog)と検索すると○○の口コミ情報が外れやすくなり、正確な情報が得られやすくなるのでおすすめです。
ワイルドカード検索
ワイルドカードとは、一部不明な文字の代わりに利用する代替文字になり、アスタリスク(*)で表示します。
作品のタイトル、歌の歌詞などがうろ覚えの時に役立ちます。
使い方としては(女優 水野*紀)と検索すると、水野真紀と水野美紀の両方の検索結果が得られるといった具合です。
プログラミングのデバッグの原因解析の場合は
プログラミングのデバッグの際に原因を解析したい時は、(for文 エラー)と調べるよりはエラーメッセージそのものを検索ワードとしてコピペする方がエラーの原因が早く解決するかもしれません。
理由としては、かつて同じ悩みを抱えた人が検索エンジンの知恵袋にエラーの文章自体を既に挙げていて、その返答が得られて解決しているケースが見られるからです。
このように先人たちが蓄積してくれたノウハウみたいなものが解決に導くケースもありますので、このようなアプローチも試してみる価値は十分にあります。
まとめ
短時間で知りたい情報を見つける検索力ですがいかがでしたか?
これからの時代、知識をたくさん持っていることよりも、問題の解決を迅速に行うために、必要な知識を必要な時に引っ張ってくることができる知恵が重要になってくると思います。
その問題の解決を迅速に行うひとつの手段として検索力を身につけておきたいものです。