介護関連

本当に大切なレスパイトケアについて

 デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。

 言わずもがな、介護士の仕事は大変です。

 ただ、仕事であるからこそ、この大変さに耐えられるという側面もあります。

 そして、本当に大変なのは主介護者であるご家族の方です。

 ご家族の方がする介護は仕事ではないので当然休みがありません。

 いつまで続くかもわからないので将来を不安に思う方もいらっしゃると思います。

 そんな方にこそ、この記事でレスパイトケアについて知ってもらい、どんどんレスパイトケアサービスを活用していただければと思います。

 レスパイトケアとその目的

 レスパイトとは休息という意味の言葉で、主に介護者が家族の介護から一時的にでも解放され、リフレッシュや休息をとることのできる、介護者のためのケアを意味しています。

 介護者にとって家族の介護とは大変なものです。

 ひどい場合だと、時間的な負担が大きいことが原因で、介護者が外部との関わりが持てずに相談する相手も時間もなくなり、ひとりで抱え込んで介護うつなどの精神疾患に陥ることも考えられます。

 そうならないために、介護者が家族の介護から一時的にでも解放されて休息できるだけでなく、介護する側・される側両方の介護生活の維持や、生活の質を保つことのできるレスパイトケアは重要なものになります。

 この記事では、レスパイトケアのサービスをいくつか紹介しますので、ぜひ試していただきたいと思います。

 レスパイトケア 介護保険適用サービス

 まず、要介護認定を受けた方が介護保険で受けられるレスパイトサービスからご紹介します。このサービスは主にケアマネージャーと相談して選定します。

 主なものとしては以下のものがあります。

  •  時間単位のレスパイト 訪問介護
  •  1日単位のレスパイト デイサービス
  •  まとまった期間単位のレスパイト ショートステイ

 これらの介護保険サービスは、上手に利用すれば要介護者の生活の質の向上にも役立ちます。

 時間単位のレスパイト 訪問介護

 食事、掃除、入浴など希望するサービスを、介護の資格を持った訪問介護員が、自宅に来て、決められた時間内に行うサービスです。

 訪問介護は主に排泄や入浴、食事などの介助や、掃除、調理、買い物などを行います。

 たとえば、介護者が身体介護に対する負担を軽減したい場合は、オムツ交換などの排泄介助、衣類の着替えの介助、入浴介助、食事の介助、体位交換、ベッド・車椅子への移乗などの介助の中から希望して、訪問介護員してもらうようにすれば良いのです。

 訪問介護を利用すれば、自身の中で最も負担に感じている作業のいくつかを代わってもらえるので、安心して自宅での生活が継続できるようになり、介護者の精神的・身体的な負担の軽減につながります。

 1日単位のレスパイト デイサービス

 デイサービスとは、要介護者に主に朝から夕方までの日中を施設で過ごしてもらうサービスです。自宅まで迎えに来て送ってくれるので、家族は送り出し後に自分の時間を確保できるようになり、日中に自分の時間を確保したりリフレッシュすることができます。

 デイサービスでは昼食や入浴はもちろん、レクリエーション、リハビリが受けられるところもありますので、どのようなサービスを受けられるのか、または受けてもらいたいのかをケアマネージャーに相談して決めるといいと思います。

 そして、介護者はデイサービスの利用日の日中に、自分の時間を確保したりリフレッシュすることができるようになります。

 まとまった期間単位のレスパイト ショートステイ

 ショートステイは1泊の利用から、最大30日間連続で利用することができます。

 まとまった時間、介護から解放されることにより、まとまった心身のリフレッシュが可能となります。

 旅行や仕事で家を空けなければならない場合や、介護者が一時的に介護することが困難な状態になった際にも活用できます。

 まとめ

 レスパイトケアについていかがでしたか?

 ちなみに、上記で挙げたサービスの他に、訪問入浴、訪問看護、訪問リハなど、介護保険で適用できるサービスは多岐にわたります。

 介護者が介護疲れに陥らないためにも、どのような部分でサポートを希望するか、どうしたいのかという思いをケアマネージャーに明確に伝えることが重要です。

 そして、家族間での介護というのは本当に難しいもので、家族であるからこそ言いたいことを言い合って、お互いに心をすり減らしてしまうようなこともあります。

 その緩衝材の意味合いも含めて、私たち介護士が間に入ることが重要であったりするので、家族の介護で悩んでいたらぜひとも介護サービスをどんどん利用してもらえたらと思います。

 家族の介護を他の家族が絶対にしなければいけないということはないのです。もっと気楽に家族の介護と向き合ってもらえることを祈ります。