デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
2020年6月で介護士として働き始めて8年目に突入しました。
その間に介護福祉士実務者研修を経て介護福祉士を取得したり、介護主任に昇進したりと、介護職として順調にキャリアアップすることが出来ました。
前職のエンジニア時代の経験も踏まえて、介護職としてもキャリアアップできたことで、たくさんのスキルを獲得することができました。
現時点で、私が自身で持っていると思われるスキルは以下のようなものです。
- 介護福祉士としての技術
- 対人折衝能力
- PCだけでなくVBAを用いての作業効率化
- 上級職としての指導力
正直なところ、上記で挙げたスキルの1つ1つは珍しくないよくあるスキルです。
それでも、”職場で唯一の存在になれる方法”があります。それは…

と、言うことです。
まずは、自身のスキル単品を順番に説明していきます。
介護福祉士としての技術
いわずもがな、私は介護士として働いているので、これがないと他のスキルを掛け合わせても意味がないくらい重要なものです。
また、私が介護福祉士の資格を取得した時期というのは、資格取得ルートが過渡期を迎えた時期で、介護福祉士の国家試験を受けるための受験資格として、3年以上の実務経験に加えて、”介護福祉士実務者研修”を受講する必要がありました。
私の職場で、”介護福祉士実務者研修”受講の経験を踏まえて介護福祉士の資格を取得したスタッフは、2020年6月時点でまだまだ少数です。
この経験は他のスタッフへ情報提供ができるので、そういう意味でも、価値があるスキルになります。
対人折衝能力
対人折衝能力は、エンジニア時代のプレゼンテーションで培ったものです。
プレゼンテーションの場で、情熱を伝える演出をすることもありますが、感情的になっても何も良いことはありません。だいたい、論理的に納得できるように説明する必要があります。
そんなプレゼンテーションの場で培ったスキルが、介護士として働いている状況で、意外なシーンで生かされることになりました。
それは、スタッフ間の人間関係(という名の小競り合い)においてです。
職場では些細な小競り合いが日常茶飯事です。そんな時に、仲裁に入りお互いが折り合いをつけて落としどころを見つけることが得意であることに気付きました。
今では、各スタッフが愚痴や思いを伝えてくれる立場になり、それを解決していくことで信頼関係も結べて、人間関係がスムーズに働いています。
PCだけでなくVBAを用いての作業効率化
職場でもMicrosoftのOfficeを使うことができる人は多いのですが、VBAを使って作業の効率化までしている人はいません。
私の職場は回復期病棟で患者のADL(日常生活動作)の状態もどんどんかわっていきます。臥床式の入浴をされていた方が座位式の入浴に変わったり、一般的な入浴に変わったりと変化が多く、そのたびに入浴法式や入浴時間のデータの書き換えをしなくてはいけません。
それをPCの前で手作業でしていると、現場で働く時間が減ってしまうので、VBAを使って作業の効率化をしています。
簡単に説明すると、入力欄をドロップダウンリストにしてボタンを押すだけで、入浴に関する表が全て更新されるようにしています。
たったそれだけのことでも、職場では一目置いてくれます。基本的に業務は時間をかけて、作業はPCにしてもらうように心掛けて、PCを使う時間を減らしています。
上級職としての指導力
これもエンジニア時代の経験です。
上級職として常に他の介護士がどのくらいタスクを抱えているのか、キャパシティーオーバー気味になっていないかなどを確認して、タクトを振るようにしています。
また、どの介護士にも一長一短ありますので、時間に余裕がある時に不得手な業務をOJT形式で取り組んでもらったり、時間に余裕がないときは得意な業務を任せて自信をつけてもらうor余裕をもってしてもらうなど、それぞれの特性に合わせて技術習得や自身獲得の機会を設けるように努めています。
まとめ
正直なところ、上記で挙げたスキルの1つ1つは珍しくないよくあるスキルです。
ただ、そのようなよくあるスキルでも、掛け合わせればそれなりに珍しいものになってきます。
- ”介護福祉士実務者研修”受講の経験を踏まえて介護福祉士の資格を取得している
- 仲裁に入りお互いが折り合いをつけて落としどころを見つけることが得意
- VBAを使って作業の効率化
- 他の介護士の抱えているタスクやキャパシティーを確認してタクトを振る
改めて自己紹介すると、

うーん。くどい。
デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)でした。