デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
世の中は広いものです。まだまだ知らない世界というのがたくさんあるようです。職場、プライベートに関わらず、私自身が知らない世界にはじめて触れた時、自分の無知を自覚してしまう瞬間があります。
知識として知らなかったことは謙虚に学ぶしかありませんが、
「そんなことも知らないの?」
とか、神経を逆なでされることはありませんか?
できれば穏やかに過ごしたいのに…。
でも、馬鹿にしたり見下したりする人の心理が理解できると、きっと神経を逆なでされずに穏やかに過ごすことができるようになるはずです。
なので、今回は馬鹿にしたり見下したりする人の心理について書きたいと思います。
馬鹿にしたり見下したりする人の心理
そもそも、どうして馬鹿にしたり見下したりする必要があるのでしょうか?
わたしの個人的な見解になりますが、優越感と劣等感が関係しているのではないかと考えています。
馬鹿にしたり見下したりする人は、劣等感や優越感が人一倍強いのではないかと思うのです。他人を攻撃することで優越感を手に入れて、自分の持つ劣等感を紛らわしている状態といったところでしょうか。
また、劣等感や優越感が人一倍強いので、他人の会話や行動の中から自分より劣っているものを探してしまう癖を持ってしまっているのかもしれません。
そもそも、人間には精神を安定させるために自己防衛本能という機能が備わっています。そして、劣等感から人を攻撃することも精神を安定させるひとつの防衛本能になります。
もしかすると、馬鹿にしたり見下したりする人は、こちらが思う以上に劣等感にさらされていて精神的に余裕がない状態なのかもしれません。相手の立場になって考えれば、こちらが少し余裕を持って接することができるのではないでしょうか。
馬鹿にしたり見下したりするテーマにこそ劣等感がある
馬鹿にしたり見下したりする人には共通のテーマがありませんか?
それは知識だったり、お金だったり、学歴だったり…そのテーマこそが馬鹿したり見下したりする人が抱えている劣等感の正体です。
ある共通のテーマを持って馬鹿にしたり見下したりする人は、その価値観にしがみつくことで自分の精神の安定を保とうとしているのです。
あなたも自分の精神の安定を保とうとしている人にかまっていられるほど暇ではないはずです。要するに、あなたが穏やかに過ごすためには、
「この人は○○に劣等感を持っているんだなぁ」
と、理解をして接すれば、相手に対するNGワードも何となく見えてくると思うので、相手が劣等感を抱いているテーマで話さないようにすればいいだけです。
価値観は人それぞれです。相手がひとつだけの隔たった価値観にとらわれているようなら、あなたが消耗しないためにも距離を置いて接してもいいと思います。
劣等感に固執すると視野が狭くなる
馬鹿にしたり見下したりしたその一瞬は劣等感を忘れられるかもしれませんが、結局は劣等感を強く意識してしまうので、その狭い視野の価値観から抜け出せなくなります。
狭い視野の価値観から抜け出せなければ、その価値観と別の世界にある幸せになるための出会いや情報を自ら遮断していることになります。
話を変えますが、あなたが承認されたい人は誰ですか?
きっと、馬鹿にしたり見下したりしてくる人に認めてもらおうとは思っていないはずです。もっと、スケールの大きな自分よりもワンランク、ツーランク上くらいの人物のはずです。
したがって、狭い視野の価値観から抜け出せない人と小競り合いをしている場合ではありません。狭い視野の価値観から抜け出せない人とは距離をとって自分の理想に向かって精進しましょう。
まとめ
馬鹿にしたり見下したりする人の心理ですがいかがでしたか?
あなたを馬鹿にしてくるということは、あなたに自分の優位性を主張したいということであり、いい大人の社会人が小学生相手にマウントを取りにいかないのと同様に、あなたと自分が限りなく接戦の状態なのだと感じている証拠でもあると思います。
つまりは、攻撃は最大の防御を体現しているのです。
また、相手には相手の事情があります。知識、お金、学歴、家族…人生で色々な経験を踏まえたうえで劣等感を抱えてしまったのだと思います。一生懸命に自分を守っているのだと理解して、あなたも感情を逆なでされない程度に接していけばいいのではないでしょうか?
そう考えるとあなたもきっと穏やかに過ごせるはずです。たった一度きりの人生です。感情をさかなでされると生きづらいと思うので、相手の価値観にとらわれませんように。