デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
みなさんの中にも日々、仕事や育児、介護などで多忙過ぎて新しい知識や情報を得る時間さえ確保できない方もいるのではないかと思います。
これからの時代、終身雇用の崩壊や老後資金2000万円問題などのことからもわかるように、国や民間の企業が最後まで面倒を見てくれることはなく、自分で色々な決断をしなくてはいけないようです。
そんな時に自分の力で世の中を読み解くためには、世の中で起こっている事柄に関する情報をいち早く正確に得ていかなければいけないと思います。
今回は今だからこそ話したいマスメディアの取り扱い方について、考えていきたいと思います。
現代におけるマスメディア
現代におけるマスメディアを媒体別に区分すると以下のようなものがあります。
紙を媒体とするマスメディア
- 新聞
- 週刊誌
- フリーペーパー
電波を媒体とするマスメディア
- テレビ
- ラジオ
その他のマスメディア
- ニュースサイト
- 掲示板サイト
- SNS
上記のマスメディアにはそれぞれ特性があり、どのような情報を得たいかによって媒体を選択する必要があります。
最新の情報は新聞で
世の中をリアルタイムで知りたい場合に最も適しているマスメディアは新聞であると思います。スマートフォンでニュースサイトを確認すればある程度の情報は得られますが、その情報のソースも新聞であることが多いです。
新聞は一面から順に、政治、経済、国際情勢、文化やスポーツと広い範囲で世の中の最新の動きを短時間で把握することができるので、一誌だけでも十分に情報を得られるのですが、一誌だけでは、その新聞社の影響ををもろに受けることになる点は注意が必要です。出来るなら複数の新聞を読むことが好ましいです。
もし、新聞社の考えを知りたいのであれば、”社説”や”コラム”をチェックするとその新聞社の考えがよくわかると思います。新聞には事実としての情報だけが載っているわけではなく、社説やコラムなど世論形成に影響を及ぼしそうな情報も載っているので、影響を真に受けないようにすることも大切です。
知識の習得ならインターネットでもOK
個人的な見解ですが、インターネットは昔からの知識が蓄積されているので、昔からのノウハウを知りたいならインターネットから情報を得る方が便利なのではないかと考えています。
ただし、インターネットは誰もが情報を発信できるが故に、情報の重要度や信頼性を自分自身で判断する必要があると思います。
また、インターネットで得た情報は自分の考えに近いものにばかり接する機会が増えて、自分の考えに遠いものについては理解できずに視野が狭くなってしまう可能性もあります。
インターネットの情報については、その記事が信頼できるものであるのかをしっかりと確認する必要があります。
SNSから情報を得るのは論外
SNSにもたくさんの情報が挙がっていますが、信頼性という点に関しては大きな疑問が残ります。SNSはコミュニケーションツールとして活用するのには適しているかもしれませんが、情報を得るためのツールとして活用するのには多少危なさがあると思います。
また、自身がSNSで発信する際にも、それが本当に正しいのかをしっかり精査してからアウトプットする必要があります(今回の記事も同様です、気をつけます)。
まとめ
今だからこそ話したいマスメディアの取り扱い方について、お役に立ちましたでしょうか?
最新の情報は新聞で、昔からの知識はインターネットで。
さいごに、熱心に情報収集をしているのに効率が悪いと感じる人は、理解をする為に必要な義務教育レベルの基礎知識が抜け落ちている可能性があるのではないでしょうか。
私自身も新聞を読んでもイマイチ理解できない、というか眠くなるという経験があるのですが、振り返ってみるとやはり基礎知識が抜け落ちていたのではないかと思っています。
私が基礎知識を習得するために必要なマインドとして、大きな好奇心と少しの危機感だったような気がします。
これからの時代、終身雇用の崩壊や老後資金2000万円問題などのことからもわかるように、国や民間の企業が最後まで面倒を見てくれることはなく、自分で色々な決断をしなくてはいけなくなると思います。
人生で大きな決断を迫られた時に、正しく判断できるように、日頃から自分の力で世の中を読み解くことができるマスメディアの取り扱い方について意識したいものです。