デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
高校を卒業後にひとり暮らしを始めました。
ひとり暮らしの準備として、実家にいるときに自炊や洗濯や掃除をすればよかったのですが、私は特に何もしないままぶっつけ本番でひとり暮らしを始めました。
最初はもちろん何もわからないので大変でしたが、出来ることが増えていくにつれ、ひとり暮らしを楽しめるようになりました。
今回は私が考えるひとり暮らしで得られるものについて考えていきます。
Contents
ひとり暮らしで得られるもの
自立心
実家では食事を作ったり、洗濯をしたり、掃除をしたり…だれかがやってくれていたかもしれませんが、ひとり暮らしでは何でも自分でしなければなりません。
誰かに頼ることなく生活をすることで、自立心を培うことができます。
時間の管理能力
学生であれ、社会人であれ、学業や仕事と家事を両立させなければなりません。
そのためには炊事、食事、洗濯、掃除、入浴などを効率よく終わらせる必要があります。効率を考えると時間の管理能力が磨かれて、何事にも時間を意識して取り組める力が身につきます。
お金の管理能力
ひとり暮らしでは水道、ガス、電気、家賃などのお金を自分で管理しながら生活することになるので、お金の管理能力も自然と身につきます。
実家暮らしでは家計の管理を主に担う機会があまりないと思うので、ひとり暮らしでこそ培える能力であると思います。
自己解決能力
ひとり暮らしで何か困りごとが起きた時には、たいていの場合、自分で解決しなければなりません。
水道からの水漏れや電化製品の故障などでしかるべき所に連絡したり、訪問販売や宗教の勧誘などの突然の訪問者の対処方法も自然と身につくようになります。
料理のスキル
自炊をしていると料理のスキルはある程度身につきます。ただ、ここでいう料理のスキルは冷蔵庫の中の食材から何を作るかを導き出したりする感覚も含みます。
限られた時間とお金で料理を作る意識が芽生えると、食材を無駄にせず、食材と食材を結ぶ最短距離のレシピを導き出せるようになります。
社会との繋がり
役所に住民票を移動させたり、電気、ガス、水道の手続き、賃貸なら不動産屋と契約の更新をすることで、社会のことが少しずつ理解できるようになると思います。
家族のありがたみ
ひとり暮らしをしていると、お金を稼ぐことの難しさ、家事の大変さなど、自分の家族が担ってくれていた役割を始めて実感すると思います。
その時に、家族のありがたみを感じることができ、今後の家族との関わり方もより良いものになります。
実家に居ながらもひとり暮らしで得られるもの以上のものを得るには
上記のスキルは、何もひとり暮らしをしなければ得られないスキルという訳ではありません。
もちろん、実家に居ながらも同じスキルを得る方法があります。
それは、実家で家計の管理や家事の役割を担うことで同じスキル、いや、それ以上のスキルを得ることができるようになります。
実家暮らしにできて、ひとり暮らしにできないことがあります。それは、家族を養うということです。
家族を養うということは、人の人生にも責任を持つということです。家族を養うことができれば、きっとひとり暮らしで得られるもの以上のスキルを得られるのではないでしょうか。
まとめ
ひとり暮らしで得られるもの、いかがでしたか?
私の場合、父も母もひとり暮らしの経験がなかったので、洗濯機の代わりにタライと洗濯板を渡された記憶があります(※2000年4月の出来事)。
はっきり言ってマイナスからのスタートでしたが、そんな私でもひとり暮らしをすることで、ゆっくりだったかもしれませんが、様々な感覚を養うことができたと思います。
最後に、私個人の見解ですが、社会人で初めてひとり暮らしをすると、仕事の責任も重なって大変なので、時間に融通の利きやすい学生時代にひとり暮らしをしておくべきであると思います。
まぁ、社会人からのひとり暮らしでも、大丈夫な人は大丈夫かもしれませんが。