素晴らしい人生

聞き手に伝わる話し方

 デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。

 介護士の仕事にはスタッフ間のコミュニケーションが不可欠です。

 現状の問題についての報告、仕事の指示、患者の情報共有…的確に伝えなければならないことがいっぱいです。

 いかなる状況でも聞き手に伝えたいことをしっかり伝えなければいけません。

 私はちゃんと言いたいことが伝えられているのか…

 というわけで今回は聞き手に伝わる話し方についてです。

 説明が下手な人の話し方

 『愛くるしい白と黒の模様で構成されているぱんだは繊維質を多く含む笹を健気に食べる』

 もうすでによくわからない人もいらっしゃると思います。自分の職場での会話をイメージして、この言葉の何が良くないのかを考えていきましょう。

 結論を最速で伝えていない

 『愛くるしい白と黒の模様で構成されているぱんだは繊維質を多く含む笹を健気に食べる』

 この説明を聞くと要点が全くわからないと思います。

 つまり、この説明には情報量が多すぎるのです。結局のところ、必要のない情報を削ぎ落とすと、本当に伝えたいことはこれだけになります。

 『ぱんだは笹を食べる』

 本当はこれだけで済むのに、どうでもいい情報がたくさん混ざっていることで、聞き手は話を理解するために情報を取捨選択しなければならず、使わなくてもいいエネルギーを使うはめになってしまいます。

 どうですか、みなさんも職場の会話に置き換えてみてください。

 自分の中で本当に言いたいことを明確にしてから聞き手に伝えないと、どうでもいい情報を混ぜながら話すことになり聞き手を疲れさせてしまいます。

 そして、あなたの話を聞いて疲れ切った聞き手はこう思います。

 『この人の話は何を伝えたいのかよくわからないから真剣に聞かないでおこう』

 聞き手にこのように思われたら、今後のコミュニケーションにおいても上手くいかず、ゆくゆくは仕事に支障が出るかも知れませんので、そうならないためにも結論を最速で伝えましょう。

 事実のみを述べていない

 『愛くるしい白と黒の模様で構成されているぱんだは繊維質を多く含む笹を健気に食べる』

 上記のような、事実と主観が混同した報告をよく耳にします。

 この言葉の中で主観と言える表現は、

 『愛くるしい白と黒の模様』

 『笹を健気に食べる』

 だと思います。この状況を職場に置き換えると、たまに説明や情報を伝えている時に身の上話も混ぜて話す人はいませんか?事実のみを述べていない状態はまさにそんな話し方だと言えます。

 大変残念なお知らせですが、身の上話は聞き手からすれば必要のない情報です。

 共感してもらいたい話があっても、職場では時間も限られているので、なるべく事実のみを伝えるようにしましょう。

 まとめ

 聞き手に伝わる話し方ですが、いかがでしたか?

 最後にみなさんに考えていただきたいのですが、話すことと聞くこと、いったいどちらがエネルギーを使うと思いますか?

 人に説明したり、思いを伝えることは何が言いたいかが明確になっていれば、どうにか勢いで話すことができます。アドレナリンも背中を押してくれることだと思います。

 一方で人の話を聞くということは意識の問題なので、聞き手は何を伝えようとしているのかを推測し理解する必要があります。もしかすると、自分には興味のない話かもしれませんが、しっかりと聞く必要があるケースもあるかもしれません。

 私の考えですが、人の話を聞くことは、話すよりもエネルギーを使うと思います。

 だからこそ、私たちも何かを伝えるときには聞き手のことを考えて、エネルギーを消費しない伝え方をマスターするべきであると思います。

 また、話を聞いてもらうということは、エネルギーを使わせているだけでなく、聞き手の時間も拝借しているという意識も持つべきです。

 明瞭に、簡潔に、聞き手に伝えることができるような話し方をマスターしたいものです。