デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
私も社会人のはしくれ…なるべく恥をかかずに立ち回りたいと思うのが本音です。
「あっ、この漢字何て読むんやっけ?」
時間、場所に限らず、如才なく立ち回ろうとする私に”読み方が微妙な漢字”が足元をすくおうと待ち構えていることがあります。
今回は、そんなトラップに遭遇しても、我流でスマートに読む、もしくは、強引に突破する方法をご紹介します。
【読めない漢字をスマートに読む方法】
- 部首ではなくそれ以外の部分に注目しその部分を音読みする
【読めない漢字を強引に突破する方法】
- 自信を持って強気で読む
- 読みながら疑問符を付けない
- 読んだ後はすぐに次の単語を発する
詳細は以下に。
Contents
部首ではなくそれ以外の部分に注目する
例えば、以下の漢字、

すべて「トウ」と読みます。部首ではなく、それ以外の部分に注目するとある法則で成り立っていることがわかります。

「東」「唐」「登」「湯」、すべて音読みにすると「トウ」ですよね。漢字を読むときは部首ではない部分に目を向けると読みやすくなります。
※ただし、この法則が通用するのは”音読み”のみです。”訓読み”だと全く別の読み方になりますのでご注意ください。
音読みを覚えれば熟語も怖くない
漢字は100,000字を超える数あるそうなので、それをすべて覚えておくのは難しいと思います。
せめて、小中学校で習う漢字の音読みを覚えておけば、先ほどの法則を当てはめてなんとか読めるかもしれません。
例えば、この漢字、介護士として生きることになった私の人生にいきなり登場してきました。

医療従事者ならサラッと読めるのでしょうが…エンジニアあがりの人間には何のことかもさっぱりです。ただ、30歳を超えていましたので、「何て読むんですか?」が聞けず…とりあえず、「何かヒント、ヒントは…」と思い…部首以外に注目し読みを推測しました。

ぱんあた「『辱』…『侮辱(ぶじょく)』の『じょく』か?『倉』…『倉庫(そうこ)』の『そう』でええやろ。じゃあ…『じょくそう』ってことか?」
同じように、
ぱんあた「『誤』…『ご』!!間違いない…『嚥』…ゲームで『飛燕脚(ひえんきゃく)』て聞いたことある…『えん』か?じゃあ…『ごえん』ってよむか…」
準備が整いました。私は161cmの体を少しでも大きく見せるために胸を張り、深呼吸をしてから声に出してみました。

先輩職員「うん…。うん…。『じょくそう』、『ごえん』…うん…どしたん急に?」
唐突すぎて、状況に違和感はあったものの、介護士になりたての私はこの漢字をサラッと(満を持して)読んで、以前から知っていたような振る舞いをすることに成功しました。。。
このように、音読みを覚えておくと、読めない漢字に遭遇してもある程度対応ができるようになります。
わからなくても自信を持って強気で読んでみる
もうひとつ、会議中に読めない漢字に遭遇したときはどうしましょう?小さな声でボソボソ…と読むよりは、“部首ではないほうに注目して音読みをする”と決めたら、自信を持って強く読むことをおススメします。
会議中は多少読み方を間違えても、進行を止めてまで読み方を訂正する人は稀です(そんなことしても誰も得をしないし、時間を無駄にしてしまうことをほとんどの人が知っています)。
なので、自信なさそうに読んで、「合ってたのかな?」と考え込んでその後の会議に集中できないと困るので、こんな時は、

ぐらいの強気で読み上げることをおススメします。
テンポよく大きな声で読むことで周囲を圧倒しましょう。
読みながら疑問符を付けない
どのようなシチュエーションであれ、間違っても読みながら疑問符を付けないほうが良いです。
疑問符をつけると、
「間違ってたら、訂正してくださいね」
と、言っているようなものです。大切な話し合いの時に訂正されると、論点がずれてまとまる話もまとまらないかもしれません。
読んだ後はすぐに次の単語を発する
漢字の読み違いをパワーで突破する方法の他に、スピードで突破する方法もあります。
読み方が微妙な漢字を読んだ後に間髪入れず、次の単語(出来れば文章)を発するとそのままスルーされます。なるべくなら、相手に投げかけるセリフを準備できれば最高です。
例を挙げるならば、
「本データベースで使用している各項目の凡例集です。」
の「はんれいしゅう」を読み方がわからず、「ぼんれいしゅう」と読んだとして、「凡例集です。」で終わると。変な感じになるので、
「本データベースで使用している各項目の凡例集(ぼんれいしゅう)です。全て閲覧が可能な電子書籍ですが、ご覧になったことはありますかね?」
まで、凡例集(ぼんれいしゅう)が中和されるまで意味がなくてもまくしたてます。
これはエンジニア時代に数々の会議をこなした経験上言い切ります。かなりの確率でスルーされます。
まとめ
毎日の激務の中で一生懸命働いている人が漢字が読めないくらいのことで自信をなくしたりしないでほしくてこの記事を書きました。
漢字を多少読み違えようとも、大切なのは相手に気持ちを伝えたいという思いです。
「気持ち>知識」でも、本当に伝えたいことは伝わるので、自信を失わずに日々過ごしましょう。