デジタル介護士 ぱんあた(Panda attack)です。
老いは誰にでも平等に訪れます。
みなさんはどんな時に老いを感じるでしょうか?
筋肉の衰えから老いを感じる人もいれば、物忘れが増えたことで老いを感じる人もいると思います。また、顔のしわが増えたことで老いを感じる人もいるでしょう。
できればいつまでも若くいたいものですね。
今回は老化を防ぐ方法について考えてみようと思います。
Contents
そもそも老化の原因とは
老化には以下の原因があるといわれています。はじめにその原因について説明していきます。
活性酸素による体の酸化
みなさんは活性酸素をご存じでしょうか?
活性酸素とは病原菌やウイルスが体内に侵入した時に体を守る重要な働きをするものです。
ただし、過剰に発生すると体の細胞や組織を傷つけてしまいます。
そうなると細胞や組織が酸化し、スムーズに働かなくなります。
この状態を老化現象と呼びます。
活性酸素は呼吸により体内に入った酸素だけでなく、紫外線、喫煙、ストレス、食品添加物などからも発生します。
糖分の過剰摂取による糖化
糖分を過剰に摂取すると糖化しやすくなります。糖化した時に発生するAGE(終末糖化産物)という老化を促進する悪玉物質が老化の原因になっているのです。
老化を防ぐには
前述しましたが、老化を防ぐには体の酸化と糖化を防ぐことが必須となります。以下のことに気をつけるようにしましょう。
- 煙草を吸わない
- アルコールを控える
- 食事のカロリーを抑える
- 食べる順番に気をつける
- 睡眠を十分にとる
- 紫外線をふせぐ
- 抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂る
煙草を吸わない
煙草は活性酸素を大量に体内に生み出してしまいます。
また、抗酸化物質であるビタミンを破壊する成分も含まれていますので、細胞や組織の酸化を早めてしまいます。
アルコールを控える
アルコールを分解するときに活性酸素が発生し、細胞や組織の酸化を早めてしまいます。飲み過ぎにはくれぐれもご注意を。
食事のカロリーを抑える
食べ過ぎると糖分もたくさん摂取することになります。細胞や組織の糖化を防ぐためにも腹八分目を心がけましょう。
食べる順番に気をつける
血糖値を上げないように食べることのできる順番があります。最初から炭水化物を摂取せずに、野菜から摂取するように心掛けましょう。同じものを食べても血糖値の上がり方が全然違います。細胞や組織の糖化もしにくくなります。
睡眠を十分にとる
睡眠ホルモンのメラトニンは抗酸化作用があります。多く分泌されると言われている22時~2時の時間帯を中心に十分に睡眠をとりましょう。
紫外線を防ぐ
紫外線に肌がさらされると皮膚細胞でも活性酸素がつくられるようになります。それが、肌のシミやシワの原因となります。強い日差しに対しては、帽子や日傘などを使って紫外線対策を心がけましょう。
抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂る
抗酸化作用のある食べ物はたくさんあります。栄養素別にバランスよく摂りましょう。
【ビタミンC】…緑黄色野菜、フルーツ
【ビタミンE】…植物油、ごま・アーモンド
【ポリフェノール類】…プルーン・赤ワイン・コーヒー・緑茶・紅茶
【ミネラル類】…海藻類、魚介類、納豆
まとめ
老化を防ぐ方法ですがいかがでしたか?
体の細胞レベルの酸化や糖化が原因であるとは驚きですね。
食事のメニューひとつでも食べる順番によって血糖値の上昇を抑えられたり、睡眠時間をしっかり確保したり、紫外線を避けたりと日常の規則正しい生活の積み重ねからアンチエイジングに繋がるのだと思います。
この記事で挙げた、老化を防ぐ方法は今日からすぐにできることばかりです。
みなさんもご自身でできることから始めてみませんか?